「近視の進行を抑える治療は、点薬や眼鏡だけ」と思っていませんか?
近年、お子様の近視対策として注目を集めているのが、日中に装用するソフトコンタクトレンズ「マイサイト ワンデー」です。
これは視力を補うだけでなく、眼軸(=目の奥行きのこと)が伸びるのを防ぎ、進行そのものをゆるやかにすることを目的としています。
この記事では、マイサイトの仕組みや近視抑制眼鏡との違い、最適な選び方を視能訓練士が詳しく解説します。
忙しい親御さんへ:30秒まとめ
- 抑制効果はコンタクトも眼鏡も「約50〜60%」で同等
- マイサイトは8歳〜、激しいスポーツをするお子様に最適
- 眼鏡は5歳〜、目に触れるのを怖がる低年齢児に安心
- どちらも「起きている間ずっと使い続けること」
マイサイトワンデー vs 近視抑制眼鏡 比較表

まずはコンタクトと眼鏡の物理的な違いを把握しましょう。
どちらも高い抑制効果を期待できますが、生活スタイルによって適性は分かれます。
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| 比較項目 | マイサイト ワンデー | 近視抑制眼鏡(DIMS等) |
|---|---|---|
| 開始目安年齢 | 8歳〜(個人差あり) | 5・6歳〜(未就学児も可) |
| 近視抑制率 | 約50〜60%(同等の高い効果) | |
| スポーツ | ◎ 非常に向いている | △ ズレや破損の懸念 |
| お手入れ | 毎日使い捨て(ケア不要) | 通常の眼鏡と同様に拭くだけ |
視能訓練士のアドバイス
抑制理論はどちらも同じです。大切なのは、お子様が起きている間ずっと使い続けられるのはどちらかという点。
マイサイトワンデーは何歳から?コンタクトデビューの基準
マイサイトワンデーの適応年齢は、一般的に「8歳から」とされています。これは治験で安全性が確認されている基準ですが、実生活では年齢以上に、お子様の成長度合いが重要です。
専門医がチェックする「開始のサイン」
- 保護者の見守りがあれば、自分でレンズを付け外しできる
- 目に違和感があるとき、言葉で正しく伝えられる
- 本人が「眼鏡を外したい」「コンタクトをやってみたい」という強い意欲を持っている
近視抑制眼鏡(DIMS等)は何歳から?低年齢での強み
コンタクトを装用するのが難しい小さなお子様には、眼鏡による治療が現実的な選択肢です。5歳〜7歳の早い段階から無理なく導入できます。
低年齢から導入しやすい安全性
目に直接触れないため、アレルギー体質のお子様でも安心。親御様が目を離している学校生活の間も、感染症のリスクを心配せずに済むのは大きなメリットです。
目に直接触れないため、アレルギー体質のお子様でも安心。親御様が目を離している学校生活の間も、感染症のリスクを心配せずに済むのは大きなメリットです。
ADVICE
マイサイト ワンデーが勝るポイント
- 自己肯定感: 周囲の視線を気にせず過ごせることで、学校生活での表情が明るくなるお子様も多いです。 特に見た目を気にしてくる中学生くらいになってきたときに希望することが多いです。
- 広い視野: サッカーやバスケなど、視線移動の激しいスポーツも裸眼同様に楽しめます。
失敗しない眼科選びのポイント
- 眼軸長の測定機器: 目の奥行きの変化を0.01mm単位で正確に追える機器があるか。
- 視能訓練士の在籍: お子様の扱いに慣れ、丁寧な指導をくれる専門家がいるか。
ADVICE
視能訓練士 たなかより
\ どの眼鏡が良いか迷っている親御さんへ /
製品ごとの特性を理解することで、納得のいく選択ができます。『近視抑制眼鏡の選び方』を詳しく解説した記事も参考にしてください。
よくある質問 Q&A
鼻パッドの違いで眼鏡の効果は変わりますか?
A. かなり重要なポイントになります。
抑制眼鏡は「中心」で見ることで最大の効果を発揮します。鼻パッドがズレて数ミリ下がるだけで機能が落ちます。シンプルに周辺にボヤけさせているので見えにくいです。定期的に眼鏡店にてチェックしてあげることが不可欠です。
抑制眼鏡は「中心」で見ることで最大の効果を発揮します。鼻パッドがズレて数ミリ下がるだけで機能が落ちます。シンプルに周辺にボヤけさせているので見えにくいです。定期的に眼鏡店にてチェックしてあげることが不可欠です。
途中で眼鏡からマイサイトへ変更できますか?
A. はい、いつでも変更可能です!
低学年のうちは眼鏡、高学年になって切り替えるお子様は非常に多いですよ。むしろそのように切り替えていき近視抑制を続けていくことが大切ですね。
低学年のうちは眼鏡、高学年になって切り替えるお子様は非常に多いですよ。むしろそのように切り替えていき近視抑制を続けていくことが大切ですね。
医療資格保持者による執筆・監修

国家資格保持
たなか 視能訓練士(ORT)
眼科医療の現場で、お子様の視力検査や近視抑制治療(マイサイト、DIMS等)のサポートに従事。現場経験を活かした分かりやすい解説を心がけています。
👁️ 検査実績 1,000人以上 📝 相談 年間300件以上
本記事の参考文献・出典
本記事の内容は、以下の公的機関が発行するガイドラインを参考に構成しています。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の診断を代替するものではありません。診断については必ず眼科専門医に相談してください。